
緊急事態宣言が解除され、長らく休館していた近所のショッピングモールが、いよいよ全面的に営業を再開。
家族連れのお客さんが多数見られ、テナントの一角には長蛇の列ができるなど、静かだったモール内に活気が戻ってきました。
屋外広場では子どもたちが走り回り、ペット連れの人たちのコミュニティも復活。誰もがマスクを着用している以外は、ほぼ以前と変わりないように見えます。
ほどなく、私が入会中のスポーツジムも営業を再開したため、本日はひさぶりに施設を訪れ、鈍った体を動かしてきました。
以前から衛生面には気を配っている施設でしたが、再開後のコロナ対策は驚くほどの徹底ぶり。
バケツ大のケースに入った除菌クリーナーの設置個数が大幅に増えたほか、長時間の使用が想定されるマシンは一台一台ビニールシートで区切られています。
利用者のマスク着用、入口での検温はもちろんのこと、男女別の手袋も用意され、更衣室、シャワー室などの取っ手を直接触らないよう、各ドア横にはポックスティッシュが備え付けてありました。
これらの対策に感心する一方で、「ここまでやらなければいけないのか……」という思いも頭をよぎります。
今回の騒動で、スポーツジムは利用の自粛を名指しされた業種の一つです。
再開に際し、運営スタッフなど関係者の方々の気の遣いようは相当なものだと思います。
こうして施設の営業が維持できるよう努力していただいていることに、心から感謝を申し上げます。
厚生労働省では「新しい生活様式」というものを公表し、各自治体もその実行を推奨しています。
現在、この様式での生活には期限が定められていないところを見ると、今後定着させるのが目的なのでしょうか……。